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薬師寺の最寄駅は西の京駅だ。駅を降りるとスグに薬師寺の北門があるのだが・・・。ここから入ってはダメだwいわば裏口である。ここはやはり南門から入りたい。
薬師寺の開門は8時30分なのだが、俺は西の京駅には7時30分には到着しておくことをお勧めする。開門までの間に西の京駅から薬師寺の西方にある大池まで行っておきたい。大池の対岸からの薬師寺の遠望は多くの写真家の格好の撮影対象になっている。朝日にあわせて・・とまではいなかくてもw 午前7時台の清々しい太陽を受ける薬師寺は、是非見ておきたい。ただ残念なこ...
続きを読む≫ 2012/05/24 20:24:13 メイン
大池から薬師寺に向かう際、天満神社を通り、休ヶ丘八幡宮へは必ず寄っていきたい。休ヶ丘八幡宮は、薬師寺の鎮守であり、昔は薬師寺に参拝する時は、まずは、ここで身を清めて・・と言われていたそうだ。今はねぇ・・。西ノ京駅から北門から入るとか、バスで乗り付けて駐車場から直行とかw まあね、それはそれでいいのだが、せっかくの機会である、歩いて廻っているのだ、ここは古来の作法に従っておきたい。古寺を廻る際、アプローチも楽しみのうちだと俺は思うのだ。
孫太郎稲荷神社もスグだが、俺はこれはパスしている。基本的に、...
続きを読む≫ 2012/05/24 20:26:26 メイン

いろいろな評価、評判があるのだが、俺は薬師寺は白鳳伽藍で、多くの場合、お腹一杯であるw勿論、玄奘三蔵伽藍も共通券の場合は見て回るのだが。
薬師寺の白鳳伽藍で、何が一番インパクトがあるか、感動するか、実は、訪れる度に、感銘を受ける仏像やモノが違う。薬師寺の白鳳伽藍は、ほとんど何も変わっていない。(修理、再興は進んでいるけども)見るほうの自分が変わっていることを、薬師寺の白鳳伽藍は、思い出させてくれる。
まあ、いいものが多すぎる・・・のかもしれないなぁ。薬師寺はだいぶ昔から、一般の参詣者にも写経を...
続きを読む≫ 2012/05/24 20:26:47 メイン
唐招提寺へは、薬師寺の白鳳伽藍の北門、玄奘三蔵伽藍から北に向かって歩けばいい。このルートで迷うことはないだろう。途中、骨董屋もいくつかあるので、好きなら覗いてみても面白いのだが、本来の目的から逸脱することが多い。いや俺の場合だが、話し込んでしまって、時間を費やしすぎるのだw
途中いくつか食事のできる店もあるが、俺は利用したことがないw 2度ほど、お茶だけを飲みに入った店はある。薬師寺で疲れすぎてwこのままじゃ唐招提寺に行けないwって気分だったのだ。いつも「見る」時は昼食はあまり重視していなくてw...
続きを読む≫ 2012/05/24 20:29:09 メイン
唐招提寺はいわずと知れた鑑真和上のお寺である。南門から入ったら、俺は何はともあれ、戒壇へ向かう。戒のために命を賭けた和上への、敬意のマネゴトである。あとは、まあ、その時の気分でまわるのだが、金堂、講堂の仏像で、けっこう満ち足りる。まあ仏像については、とにかく名文が一杯あるし、おれが書いてもなw
また、開山御廟も外せない。歩いて心地いい道も多い。急かされるバスツアーじゃないのだ。ここは、たっぷりと時間を使いたい。しっかりと天平に浸かってくることができる場所だと思う。
もし鑑真和上の功績について知ら...
続きを読む≫ 2012/05/24 20:31:09 メイン
唐招提寺 奥の院 西方院は、まあ一般の観光コース、ツアーではまず行かない。唐招提寺 奥の院 西方院は、唐招提寺の南門を出て西に向かい、線路を渡る。
本尊は、木造の阿弥陀如来立像だ。鎌倉時代の快慶の晩年作と言われている。それだけ・・・ちゃあ、それだけなんだけど、なんというか、いい佇まいのお寺である。唐招提寺で観光客(自分もそうなんだけどw)で、人当たりなんぞした後だと、ここの静謐さは実に嬉しい。
さて、この後は、時刻によって選択肢がある。あまり残りの時間がなければ、西の京駅に戻り、西大寺駅まで電車...
続きを読む≫ 2012/05/24 20:31:50 メイン
垂仁天皇陵、田道間守の墓は、水に囲まれていて実に静かだ。時々近鉄の電車の音がするけども。気候のいい時期なら、ここでお弁当を広げてみたくなるw。まあしかし、お墓でお弁当ってどうよって、話もあるし、お菓子(果物?)を探して間に合わなかった田道間守の話なんぞを考えるとなぁw
喜光寺は、東大寺の大仏殿のミニチュアともいえる。東大寺の大仏殿を建立する前に「試み」のために作られたという。実際よく似ていていると思う。
菅原天満宮は、勿論、菅原道真ゆかりだが、大宰府が終焉の地で、ここ、奈良の菅原天満宮は、誕生の...
続きを読む≫ 2012/05/24 20:32:20 メイン
近鉄の大和西大寺から西大寺を目指すと、多くの場合、東門からはいってしまうことになる。まあ悪くないけど、興ざめじゃないかな。やはり、ここは、南門から入りたい。菅原天満宮から北上すれば、素直に行けば、西大寺の東門ではなく南門に至る・・・はずであるw 本堂、愛染堂、四王堂、塔の跡などがあるが、まあ、愛染堂が見れない時(年3回のみ公開)は、四王堂の四天王かな。これが一番有名だろう。けっこう名品は寺よりも、博物館に出ているし。
石落神社は、西大寺の東門を出れば着く。石落神社は、西大寺の一部ともいえる。
大...
続きを読む≫ 2012/05/24 20:33:44 メイン
秋篠寺へ、バスなりタクシーなりでいくと、東門から入ってしまうことになる。これは、かなり悲しいことだと俺は思う。
歩いていくと、秋篠寺南門が、タンボの向こうに、森を背負って見えてくる。その里の中にある門の風情がいいのだ。そして南門から本堂へ続く参道の両脇の森も大好きだ。
古寺を巡礼し、その場で仏像を拝する。もしロケーションやアプローチがどうでもいいなら、仏像をみる一番理想的な環境は、博物館なり美術館ということになる。明るくハッキリみえるし。が、やはりその場で、拝する意味というのは、大きいもので、美...
続きを読む≫ 2012/05/24 20:34:26 メイン
秋篠寺の仏像と言うと、とにかく、伎芸天の話が突出して多い。騒ぎすぎじゃないか・・・と思うくらい多い。いや、勿論、たしかにいいんだよ、俺も嫌いじゃない、むしろ好きだ。でも、他にも秋篠寺の仏像は、いいんだよなあ。木造の薬師三尊像があるが、特に薬師如来像が印象に残っている。脇の日光、月光も悪くはないけども。
木造の大元帥明王立像は秘仏で、一般には6/6しか拝観の機会がなく、未だ、かなっていない。
しかし、なかなか解説にも出てこないし、とりあげられることが少ないのだが、壇上にあがっていない左の一隅にある...
続きを読む≫ 2012/05/24 20:35:47 メイン
さて、秋篠寺が一応のこのルートのゴールなのだが、もしまだ元気が残っていれば、平城宮跡まで歩いてみるのもいい。平城宮跡の資料館などの施設もあるのだが、まあ秋篠寺の拝観時間ギリギリまでいると、間に合わないだろうな。
ぶっちゃけ、それが目的ではない。平城宮跡の佐紀町の交差点を南に向かう、みやと通りを歩くのだ。そんなとこを歩いて何が嬉しいかというと、広いだけであるw そして、西には、信貴山や生駒山が見え、夕焼けなり夕陽なりがしっかり見えるのだ。勿論、季節、天候にもよる。
だっだ広い平城宮跡というロケーシ...
続きを読む≫ 2012/05/24 20:38:18 メイン